◆ブランド/品番
TempleATS records / TATS-20
発売日 : 2017年4月10日
アーティスト : JEMAPUR × 志人/玉兎 × ONTODA
タイトル : Eu haere ia oe? / てけてんすくてれすくてんすくす ep
レーベル : TempleATS records
品番 : TATS-20
定価(税抜) : 2,000円
フォーマット : CD
収録曲
1. 椿庭 / produced by ONTODA
2. てけてんすくてれすくてんすくす / produced by ONTODA , lyrics by 志人/玉兎
3. Eu haere ia oe? / produced by JEMAPUR , lyrics by 志人/玉兎
4. Full Of Emptiness / produced by JEMAPUR
※本作品は初回限定版 特典プレスCDが付属します。
初回プレスが終了次第、特典も終了となります。
初回プレス限定特典 : プレス盤CD
※内容 : 志人/玉兎のアカペラ,JEMAPUR /ONTODA instrumental 収録
◆説明
2005年にリリースされた「Heaven's 恋文」から早12年、4枚のアルバムのリリースを経て、更なる領域を追求するJEMAPURと志人が我が子を抱く様に暖め続けて来た名曲中の名曲にして未だ公開される事のなかった作品「Eu haere ia oe?」が長年の時を経て遂に完成。
本作品で志人は「Heaven's 恋文」以来となる'志人/玉兎' 名義での発表となる。
志人の異次元へ達したpoetry readingと心透き通る歌世界は「Heaven's 恋文」を聴いてこられたリスナーもその世界観から廻り廻り辿り着いた「志人/玉兎」の表現者としての追求と軌跡を本楽曲では存分に追う事が出来るであろう。
詩世界を支える至極なJEMAPURの芸術的音楽は誠に風光明媚であり、mix,masteringにおいてもサウンドデザイナーとしての才が光る様は圧巻である。
満を持しての公開となる本楽曲は、日本人の手掛けた音楽史上新たな段階へ到達した貴重な記録音源となるであろう。
収録曲「てけてんすくてれすくてんすくす」は、TempleATSクリエーター陣から、Masaki Toda「室内sound」の発表でも記憶に新しい戸田真樹氏が降神「望」以来となるONTODA名義でtrack makerとして参加。
こんこんと降り積もる繭玉の様な雪の如き'志人/玉兎' の散文詩がONTODAの絵画の様なサウンドアートに映える。
これほどまでに「懐かしさ」を孕んだループを組めるのはONTODAならではの妙技である。
又、誰も漕ぎつく事のない領域に達した志人の詩世界は最早、太陽系曼荼羅をなぞる呪文の様でもあり「はっ」とさせられる言葉の粒子が散りばめられている。
「Eu haere ia oe? / てけてんすくてれすくてんすくす」epにはJEMAPURの日々の研究から産み出された実験的でいて抽象の極みを想起させられるinstrumental'Full Of Emptiness' ,ONTODAの旧時を彷彿させる暖色を帯びたinstrumental「椿庭」も収録されている。
アートワークには志人がカナダのケベックで出会った詩人でもあり音楽家でもある画家:Olivier Gingras氏を迎えての本当の意味での不朽の名作が誕生した。
いざ、日本から世界中の音楽を愛する人々へ
新世界への招待状が出来上がった。
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JEMAPUR[ジェマパー]
電子音楽家、サウンドデザイナー。2001年よりコンピュータを用いた制作を開始。
Eerik Inpuj Sound, #//といった初期ネットレーベルシーン最深部より強い影響を受け、音への偏愛を拗らせる。
これまでにHydeOut Productions, W+K Tokyo Lab., Phaseworks, BETA, Detroit Undergroundと言った国内外の様々なレーベルより作品を発表。
現在はウクライナを拠点に活動する研究機関FF’Spaceとの連携をベースに、マイクロ・サンプリング、アルゴリズミック・コンポジションといった抽象度の高い手法を用いて音が知覚に対して影響・拡張し得る領域について日々研究を重ねている。
近年では、エレクトロニック・ミュージック・デュオYoung Juvenile Youthのプロデューサーとしても活動しており、最新のコラボレーションとして、東京に新たに出現したプロダクション・ユニットNION制作によるショウダユキヒロ監督の最新作、体感型アート・フィルム「KAMUY」の音楽を手掛けるなど、活動の幅を広げている。
志人[シビット]
詩人/作家/作詩家
独自の日本語表現の探求により-ことば-に秘められた全く新しい可能性を示す
-ことばの職人-
京都国際舞台芸術祭 2016 では松本雄吉(維新派・演出)内橋和久(音楽・演奏)『PORTAL』の舞台にて主演を担う。
音楽表現のみならず舞台芸術、古典芸能の分野でも活躍する国内外から注目を集める表現者。
<過去の主な共演者(順不同)>
スガダイロートリオ、谷川俊太郎、KID KOALA、DJ Q-BERT、DJ KRUSH、こだま和文、DJ KENSEI、DUBMASTER X、鈴木勲、詩人・長沢哲夫、近藤等則(敬称略)、他数々の表現者との共演を経験。
ONTODA[オントダ]
1980年生まれ。現在東京を拠点に活動
都内の画廊で個展を開き、Central East Tokyo、Tokyo Wonder Site、Magical ARTROOMでの展覧会にも参加。
TEMPLE ATS / 20TN!のメンバーでもある戸田は作家として「降神」や「志人」等のジャケットにアートワークを提供し、T.CONTSUその他多くの名義で楽曲提供やDJ活動を行う。
2016年にはMasaki Toda 名義で「室内SOUND」をTempleATS recordsより発表。
各方面からアンビエントミュージックアルバムの傑作であり、真骨頂であるという評価を受け、芸術家として、そして音楽家としても国内外問わず様々なクリエーターに影響を与え続けている。